テクニック第21回~40回

ギターの練習はバランスが大事

こんにちは、東京府中のギター教室ハヤタギタースクールです。

ギターを弾く人なら弾きたいギターソロってあると思います。

けどそんなに簡単には弾けないですよね。

そんな時にひたすらその弾きたいギターソロを、何度も何度も弾きこむ練習をすると思います。

これはこれで正しい練習なのですが、1日の練習メニューを考えた時に同じフレーズばかりを練習するのは効率が悪いです。

第36回はギターの練習のバランスについてです。

複数のトレーニングをバランスよく

練習時間の配分は大事

例えばですが、弾きたいギターソロのフレーズを1日に100回弾いたとします。

すごい練習量ですね。

ですが、どんだけ弾いても次の日に成長する分なんてのは、たかが知れています。厳しいようですが・・・。

そうであるなら1つの事をやり続ける練習よりも、複数の事をバランスよく練習する方が効率が良いです。

2時間1つの事を弾き続けた経験値が10だとするならば、

同じ2時間を30分づつ区切り、4つの事を練習した経験値は20です。(これ本当!)

10とか20とかいう数値は私の感覚によるものですが、1つの事ばかり練習するよりいろんな事を練習する方がトータルとしてギタリストとして成長します。

なのでうちのギター教室では最初から複数の事を同時に進めていきます。

レッスン時間が1時間あるからこそ出来るやり方です。

30分のレッスンではちょっと厳しいです。

当ブログでも紹介した

などをバランス良く2つ、もしくは3つの事を1回のレッスンで教えています。

当然、生徒一人ひとりの上達具合や、得意不得意など見極めて調整をすることはありますが、バランスよくレッスンをするようにしています。

課題を中心にメニューを組む

ある程度上達してくると、やりたい事や出来ない事、時間をかけるべきところが見えてくると思います。

そのレベルになった方は、その時間を自分の課題に時間をたっぷり使っても大丈夫です。

1時間練習出来るのなら40分~45分位は自分の課題に集中して、残りの時間は基礎練とか、練習した分野とは異なる分野の練習をしましょう。

うまくなってからもバランス感覚は大事です。

余談ですが、ギターを習うメリットとしては、課題を見つけやすくなることがあげられます。

課題が明確になる分、家での練習も効率的になります。

まとめ

ギター初心者は1つに集中するよりバランスが大事。

クロマチックの運指練習やコード弾きなどをバランス良く練習して、偏りがないようにしましょう。

中級者以降もバランスが大事なのは一緒。

自分の課題がはっきりわかっているなら、課題に比重を置いても良い。

こんな感じでまとめてみました。

当ブログに訪れて頂いたみなさんの参考になれば幸いです(^-^)