東京府中市のギター教室ハヤタギタースクールです。
今回から作曲に役立つ音楽理論について連載していきます。
曲はいくつかのコードから成り立っています。
ただ適当にコードをつけてもうまく曲にならないので、まとまりやすくするためのノウハウを教えていきます。
(このノウハウが音楽理論です。)
作曲するにあたって、まず知っておいてほしいこと。
それはダイアトニックコードというコードたちです。
ダイアトニックコードとは
今回はトライアド(三和音)のダイアトニックコードを解説します。
キー=Cだと
(ひとまず、キーの事は基準音と思ってください。今はわからなくて大丈夫です。)
- C
- Dm
- Em
- F
- G
- Am
- Bm(♭5)
の7つです。
トライアドだとBm(♭5)はあまり使われないので今回は省略して、6つコードで話を進めていきます。
この6つのコードたちはどんなコードたちなのかというと、ドレミファソラシの音だけで出来ているコードたちです。
C | ドミソ |
Dm | レファラ |
Em | ミソシ |
F | ファラド |
G | ソシレ |
Am | ラドミ |
Cコードはドレミファソラシ(Cメジャースケール)のドから1つ飛ばしで音を3つ重ねたコードです。
ド(レ)ミ(ファ)ソ
()の音を飛ばして重ねています。
Dmはレから1つ飛ばし、Emはミ、Fはファ、Gはソ、Amはラから、
それぞれスケールを1つ飛ばしで音を重ねたコードです。
とりあえずこれらのコードを適当に並べてコード進行を作ってみます。
CーAmーFーG
(ーは小節線です。)
よくあるコード進行で綺麗にまとまっています。
コード進行にメロディーをつける
これらのコード進行にどんなメロディーをのせられるかというと、ドレミファソラシの7つの音で作ったメロディーをのせられます。
なぜでしょうか?
それはコードの構成音がドレミファソラシしか使われていないからです。
コードの構成音は当然メロディーで使っても大丈夫なのです。
このCーAmーFーGというコード進行の場合、
Cコードが鳴っているときに、ドミソは構成音なのでもちろん使えます。
それ以外にレファラシも使っていいのです。(ファはアボイドになるので使い方に注意が必要ですが・・・。)
AmーFーGの部分もドレミファソラシの音全部使って大丈夫です。
実際の曲で確認してみてください。
たとえば、スピッツのチェリーなどはキー=Cなのでわかりやすいと思います。
まとめ
作曲は凝らずに作れば簡単なのです。
なんとなく自分にも作曲できそうだなと思い込むことがスタートだと思います。
今回はここまで。
当サイトでは簡単作曲講座を連載してます。
学んでみたい方はぜひ他の記事も読んでいただけたら嬉しいです。
ダイアトニックコードを本格的に学んでみたい人は東京都の府中ギター教室で学ぶことができます。
遠方の方はオンラインでも理論を学習できます。