こんにちは、東京府中のギター教室ハヤタギタースクールです。
ギターを弾く人なら弾きたいギターソロってあると思います。
けどそんなに簡単には弾けないですよね。
そんな時にひたすらその弾きたいギターソロを、何度も何度も弾きこむ練習をすると思います。
これはこれで正しい練習なのですが、1日の練習メニューを考えた時に同じフレーズばかりを練習するのは効率が悪いです。
第36回はギターの練習のバランスについてです。
練習時間の配分は大事
例えばですが、弾きたいギターソロのフレーズを1日に100回弾いたとします。
すごい練習量ですね。
ですが、どんだけ弾いても次の日に成長する分なんてのは、たかが知れています。厳しいようですが・・・。
そうであるなら1つの事をやり続ける練習よりも、複数の事をバランスよく練習する方が効率が良いです。
2時間1つの事を弾き続けた経験値が10だとするならば、
同じ2時間を30分づつ区切り、4つの事を練習した経験値は20です。(これ本当!)
10とか20とかいう数値は私の感覚によるものですが、1つの事ばかり練習するよりいろんな事を練習する方がトータルとしてギタリストとして成長します。
なのでうちのギター教室では最初から複数の事を同時に進めていきます。
レッスン時間が1時間あるからこそ出来るやり方です。
30分のレッスンではちょっと厳しいです。
当ブログでも紹介した
- クロマチックエクササイズ
- コードを押さえる練習
- ストロークの練習
- スケールの練習
などをバランス良く2つ、もしくは3つの事を1回のレッスンで教えています。
当然、生徒一人ひとりの上達具合や、得意不得意など見極めて調整をすることはありますが、バランスよくレッスンをするようにしています。
課題を中心にメニューを組む
ある程度上達してくると、やりたい事や出来ない事、時間をかけるべきところが見えてくると思います。
そのレベルになった方は、その時間を自分の課題に時間をたっぷり使っても大丈夫です。
1時間練習出来るのなら40分~45分位は自分の課題に集中して、残りの時間は基礎練とか、練習した分野とは異なる分野の練習をしましょう。
うまくなってからもバランス感覚は大事です。
余談ですが、ギターを習うメリットとしては、課題を見つけやすくなることがあげられます。
課題が明確になる分、家での練習も効率的になります。
まとめ
ギター初心者は1つに集中するよりバランスが大事。
クロマチックの運指練習やコード弾きなどをバランス良く練習して、偏りがないようにしましょう。
中級者以降もバランスが大事なのは一緒。
自分の課題がはっきりわかっているなら、課題に比重を置いても良い。
こんな感じでまとめてみました。
当ブログに訪れて頂いたみなさんの参考になれば幸いです(^-^)