東京府中のギター教室ハヤタギタースクールです。
第42回はパンクギターのカッティングです。
クリーントーンで弾くのがカッティングの一般的なイメージかもしれませんが、歪(ひず)ませてもかっこいいんです!(クランチ位が最適)
クランチとは
クランチとはギターの音色の一種です。
歪(ひず)ませているのですが、コードの輪郭がぼやけない程度に歪ませたサウンドです。
クランチサウンドは簡単に言うとちょっとだけ歪ませた音です。
個人的にはカッティングはクランチで弾くとかっこよさが増す気がします。
クランチサウンドでカッティングした動画を撮りましたので、ご覧ください。
アドリブで弾いているので結構いい加減です(笑)
途中速く弾いたらその後リズムがずれたので撮り直そうと思っていたのですが、
「まーこれもパンクかな」
と、一発撮りにしました(^-^)
さて、話しを元に戻します。
動画のサウンドがクランチです。
ギリギリクランチです(笑)
ちょっと歪ませ過ぎましたがコードの音がまだ聞こえるので、ギリギリセーフです。
これ以上ゲインをあげるとコードがつぶれます・・・。
パンク系カッティングでキレの良いサウンドを出すポイント
カッティングの歯切れの良さを出すには、いくつもの細かいテクニックが存在します。
今回はそれらの中から、重要度が高いテクニックをいくつか紹介します。
右手の脱力
このブログの読者の方にはもう飽きたかもしれませんが、右手の脱力はパンク系カッティングでも大事です。(左利きの方は左手の脱力)
右手の力を抜くのは速弾きだけでなく、カッティングのキレにも良い影響を及ぼします。
意識して力を抜きましょう。
リズムがうまく取れない方は少し力が入っている方が多いです。
力を抜くことと、リズム感は相関関係にあります。
練習をする時はメトロノームを使う習慣をクセづけた方がいいです。
リズムギター以外の練習、例えば運指練習する時もメトロノームの使用推奨です。
右手を振りっぱなし
動画を見て頂くと途中リードギター的なおかずを挟んでいますが、この時でさえ右手は振りっぱなしです。
何があっても右手は一定のストロークです。
これが出来るようになるには、左手のノイズの対処がうまくならなければいけません。
複数のテクニックが複合的に絡み合っているのがカッティングです。
左手のノイズの対処
上でも書きましたが、左手のノイズの対処がうまくなると右手を大雑把に振れるんですよね。
ノイズが出ないから大胆に振れる感じです。
結果としてこの大胆さが右手の振るスピードに影響し、歯切れの良さになります。
左手でノイズの対処が出来るようになったら、右手を大胆に振りましょう。
まとめ
他にも細かいテクニックが複合的に絡み合っているのがカッティングです。
正直難しいです。
カッティングに関してはまだ書いていないノウハウがたくさんあるので、別の機会に書きます。
今回解説したテクニックは重要度が高いので、これらを練習するだけでも良いカッティングになります。
動画の右手を良く見たり、本記事を参考にしながら研究してください。